explorerでコマンド実行とか

Windowsexplorer.exeの上の方に、ファイルパスが表示されている。 ここをクリックして、

cmd

と入力するとコマンドプロンプトが開くというTipsを以前どこかで見かけた。 第一印象では汎用性に疑問を感じたが、意外と使いどころがある。 どうやら、ファイルパス表示部分に、パスの通っているWindowsの実行可能ファイルの名前を入力すると、実行できるようである。 例えば

powershell

PowerShellを使用する端末を開くことができる。

Windows Terminalを開きたければwt、wslttyなどでminttyを入れていればmintty.exeのあるフォルダにパスを通せばminttyで起動できる。

実行ファイルにスペースが含まれている場合は、ダブルクオートで囲むと実行できる。例えばmintty.exeへのショートカットを同じディレクトリに作成して、ファイル名を「link to mintty.lnk」とする*1。その上で、例の通りexplorer.exeのファイルパス表示部分に"link to mintty.lnk"とすればminttyが開く。

この方法でコマンドプロンプトPowerShell端末を開くとカレントディレクトリはexplorer.exeで開いていたフォルダになる。 どうやら、explorer.exeで現在開いているフォルダをカレントディレクトリとして、指定した処理を実行してくれるようだ。

さらに、コマンドは普通のコマンドと同じように引数を取ることが出来るようだ。例えばメモ帳でファイル「puzzle_info.txt」を開きたければ、

notepad puzzle_info.txt

という風にもできる。コマンドライン引数で色々とオプションを指定でき便利である。

*1:拡張子.lnkは特別な拡張子で、explorer.exe上で「登録済みの拡張子は表示しない」のチェックを外していても非表示になることに注意する。つまりexplorer.exe上では単に「link to mintty」と入力する。